今年も甲子園では熱い闘いが繰り広げられていますね!
初の決勝進出を決めた京都国際高校ですが、勝利した時に流れる校歌が話題になっています。
なぜ話題になっているかというと、歌詞が韓国語なのです!
私は今までずっと日本で暮らしていますが、こんなこと初めてなので結構衝撃的でした。
みなさんも同じように驚いたのではないでしょうか?
「なぜ京都国際の校歌は韓国語(ハングル)なのでしょう?」
「京都国際高校は元々は朝鮮学校だったとか?」
「生徒さんはみんな在日韓国・朝鮮人なの?」
などなどギモンに思ったので調べてみました。
京都国際の校歌が話題!
話題の京都国際高校の校歌がこちらです。
生徒のみなさんは韓国語のハングルで歌っていますね。
ではなぜ校歌が韓国語なのか?というと京都国際高校は1947年に『京都朝鮮中学』として在日韓国人向けに設立された学校だからです。
京都国際は多文化共生の理念があり、様々は文化や言語を尊重しているそうです。
そして学校や自分たちのルーツを尊重するためにも、校歌が韓国語なのはとても意味があります。
京都国際は日本と韓国の両国から正式に認められた学校となっているため、国際的な認知としても校歌を韓国語にしているのかと思われます。
この校歌は1958年に学校法人『京都韓国学園』となってから現在まで使われているそうなので、伝統を重んじている学校なのだと思いました。
元々は朝鮮学校だった
前述した通り、元々は朝鮮学校だったということですね。
1947年に『京都朝鮮中学』として設立
1958年に学校法人『京都韓国学園』となり
2004年には日本の学校教育法に基づく正式な高等学校として認可されたとのことです。
現在の正式名称は『京都国際中学高等学校』ですので中高一貫教育がなされています。
京都の朝鮮学校と聞いて思い出すのが映画「パッチギ!」ですよね!
日本人の子が通う高校と在日コリアンの子が通う高校のバトルは見ものでした。
私の好きな映画の中の一つでもあります。
映画「パッチギ!」でモデルとされた高校は『京都朝鮮中高級学校』なので京都国際とは別になりますね。
生徒は在日韓国・朝鮮人なのか?
京都国際は元々は在日コリアンのために作られた学校ですが、現在は生徒の約90%が日本人で在日コリアンの生徒は少数となっているようです。
野球部は5名が京都府内の中学校出身です。
スポーツに力を入れている高校あるあるで、地元出身の選手は少なめですね。
また、京都国際は英語・日本語・韓国語のトリリンガル教育が行われているため、日本人でも国際色豊かな教育を受けられます。
最近は韓国ブームですし京都国際に興味を持つ学生さんも多いのかもしれません。
それと最近の京都の高校はスポーツに力を入れているのでしょうか?
今年のインターハイバスケットボールは東山高校(男子)と京都精華(女子)がアベック優勝しましたし、洛南高校はスポーツも勉学も力を入れている老舗の学校ですしね!
この勢いのまま京都国が甲子園優勝もあり得るかもしれません(^^♪
京都国際まとめ
京都国際の校歌が韓国語でとても話題になっています。
なぜ校歌がハングルなのかというと、京都国際は元々在日コリアンのために設立された朝鮮学校であり、韓国語で歌われる校歌は1958年に学校法人『京都韓国学園』となってからずっと使われてきました。
今となっては生徒の約90%は日本人で在日コリアンの生徒はわずか少数となっているようです。
野球部員のほとんどが県外からの生徒で、京都市内中学の出身者は5名(2024年現在)となっています。
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